婚活でディズニーアピールは止めろ
婚活やマッチングアプリでディズニーアピールは止めろ。
なぜなら、男の大多数はディズニーがそんなに好きではないからだ。
多くの婚活女子は誠実で真面目な男を探しているだろう。
しかし、その誠実な男の多くはディズニーがあまり好きではない。
むしろ、ディズニーが好きじゃないからこそ、誠実な男になったといっても過言ではない。
ディズニーは夢の国だ。楽しい。それは分かる。俺もディズニーが嫌いかと問われれば「別に嫌いではない」と答える。
だが、ディズニーは悪い意味で現実逃避をさせてくれるもので、男でいう少年ジャンプみたいなものだ。
少年ジャンプの漫画は多くの大人たちの心を現実から童心に帰らせてくれる。なぜなら、正義は大体勝つし、その勝利の規模もあくまで一対一の戦いや学園など小さいコミュニティ内においてである。
例えば、ジャンプのバトル漫画はよくトーナメント方式を採用する。このトーナメントとは多くの男が学生生活で、慣れ親しんだ身近な方式だ(部活や体育など)。だから、トーナメント形式の対戦は自分も経験しているので、多くの読者はキャラクターに感情移入しやすいのだ。その結果、キャラと同じような喜怒哀楽を感じ、自分もハラハラドキドキする。
しかも、ジャンプは基本的に毎週必ず話が進む。そのお陰で、読者は毎週キャラの喜怒哀楽を感じることができ、自分の感情を現実から切り離すことができる。
このことから、ディズニーもジャンプも人に催す作用としては似ているように考えられる。ディズニーはあの空間にいることで、現実から逃避することができ、ジャンプはキャラに感情移入することで現実から逃避することができる。ディズニーもジャンプも大人にとっての「心の風俗」とでも呼べるのかもしれない。
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今までの話から、ディズニーと少年ジャンプは似たような働きをしていると結論づけた。なので、婚活女子のディズニーアピールを逆に婚活男子の少年ジャンプアピールに変えて考えてみたらどうだろうか。
年齢25~35位の男性が婚活で少年ジャンプ好きをアピールしていたらどうだろうか?俺は多分ドン引きする女性の方が多いのではないだろうかと感じる。
だから、女性は婚活ではディズニー好きアピールをするべきではないのだ。同じく、男性もジャンプ好きをアピールするべきではない。
じゃあ、どうすればいいのか。
別にディズニーが好きだったり、少年ジャンプが好きであることは別に構わない。だが、どちらも楽しみを受動的に享受するものなので、それしか好きなものが無いと薄っぺらい人間だと思われてしまうのだ。
だから、ディズニーや少年ジャンプ以外にもはまれる何かを見つけることが良いと思う。
もしくは、男性ならディズニー好きに、女性なら少年ジャンプ好きになるのも一つの手だ。(ただ、ちゃんとディズニーや少年ジャンプにハマれるのならの話だが)
ディズニーが好きにせよ、少年ジャンプが好きにせよ、それが突き抜けるほどの熱狂的な愛ではないのなら、むやみにアピールしない方が良い異性にマッチングする可能性は高まるはずである。