重厚な良書リスト①

俺は読書が好きだ。
読書の好きな所は自分のペースで読めることと、自分の知らなかったことを知れることが自分にとってとても喜びに感じるのだ。


なので、今日は俺が読んだ本の中で面白いと感じた本を紹介していきたい。


1.ローマ人の物語


この本はまだ一冊しか読んでいないが、とても面白い。何が面白いかというと古代ローマの成り立ちを知ることができるからだ。
そして、この古代ローマの隆盛を知ることで人間の行動原理や価値観というものは現代とあまり変わらないのだなと知ることが出来る。
つまり、人間が文化的に生きるルーツを知ることができるのだ。

この本で特に痺れたフレーズは「ローマは1日にして成らず」という言葉である。
この言葉の通り、強大な国や事業というのはすぐに出来上がるものではなく、多数の成功や失敗を繰り返して出来上がるものだと感じた。
また、自分も古代ローマのような強大な男になるために20代で多くの種をまき、30代で名を上げる男になりたいと奮い立たせてくれたのもこの本である。

2.ご冗談でしょう、ファインマンさん

これは教科書でよく見る物理学者ファインマンのエピソード集である。この本で凄いなと感じたのは、ファインマンは自分が興味を持ったことにどんどん取り組むことである。物理だけではなく、錠開けであったり、絵画だったり。そして、自分の好きなことには一切区別することなく楽しんで物事に取り組んでいるのだ。
この姿勢はとても参考になった。ファインマンは何事も「~しなくちゃいけない」という心の持ちようで生きていないのだ。自分の「やってみたい」や「知りたい」に忠実に生きることが大事なのだということだ。そのためには人生を楽しむという気持ちを忘れてはいけないということだ。
人生は何かを成し遂げるためではなく、ただ120%自分の人生を楽しむことこそがとても重要だとファインマンは教えてくれる。
そう、やりたい事をやって、好きなものを食べて、好きな人と一緒に過ごしたりする。それこそが人生の在り様ではないかとファインマンは教えてくれるのだ。

3.サピエンス全史

サピエンス全史を読んで、多くの人がお勧めする理由が分かった。この本を読むことで、人類がどのような事をやってきて、どのような価値観ので社会を作ってきたりたのかが分かるからだ。
個人的には人間はどんなに文明が発達しようとも狩猟採集民であるという言葉が強く頭に残っている。つまり、どんなに豊かな社会になろうとも人間の男はマンモスやライオンを殺していた頃の太古の本能が残っているということである。
だから、俺はこの本を読んでタフに生きたいと思った。お金を沢山稼いで、群れのリーダーとなるような男を目指すべきなのだと再認識したのである。
だから、女子とデートするときも、女子の顔色を窺ったりすることはせず、堂々とふるまおうと思ったのである。
現代に生きる男も、常にマンモスを狩れる勇猛な男であるべきなのである。

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福

4.人を動かす、道は開ける

この本は古典だ。むしろ、薄い自己啓発書を買う位ならこの2冊を何回も読み直す方が良い。
この本は圧倒的に濃厚である。むしろ、読んだときは当たり前の事しか書いてないなと思う。簡単に言うと「人を動かす」では相手の立場に立って物事を考える事の大切さ、「道は開ける」ではよく寝ることの大切さを説いているだけに過ぎない。だが、当たり前の事を行うことが大事なのだとこの本では気づかされるのだ。
そして、この本は分かりやすい言葉で書かれている。だから、中学生や高校生とかもっと早い段階でこの本を読んでおくべきであったなと思うのである。

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版

道は開ける 新装版

道は開ける 新装版

5.未来を先回りする思考法

この本は目から鱗の価値観を教えてくれるので、とてもおすすめである。
この本もサピエンス全史と似ていて、人類の過去から今の技術までの推移を記載している。その語、この本ではあらゆる変化が起きる現代において、利益を手に入れるにはどうすれば良いかを書いてあるのだ。
ここでは、タイミングの重要性が書かれている。どんなに能力があったとしても、タイミングが適切でなければ意味がないのだ。例えば、どんなにパワーのある野球選手でもボールが投げられてこなければホームランは打てないし、そもそも野球の試合が始まってなければバッターボックスに立つことさえできない。
だから、適切な状況(野球の試合が行われている)で適切なタイミング(ピッチャーがボールの投げた)でバットを降る必要があるのだ。そう、いくら自己研鑽に励もうとも適切なタイミングで適切な場所にいなくては意味が無いのである。
後は、いかに競争しないかが大事だということも書かれていた。むしろ、競争しないための競争をする事が大事だということである。