美味しいおかずの美味しいところだけを食べましょう。
王様の速読術という本を読んだ。
この本は「本は一冊30分で読む」と、決めることが大事だと書いてある。
これは、遠足のおやつを買うときと似ている。
遠足のおやつが500円までと決まっているときはあれもこれもとお菓子を買うことはできない。
だから、お菓子を買う前に「俺が本当に買いたいお菓子は何なのか?」と考えることになる。
その結果、自分の欲しいものについて真剣に考えて、500円で最大限満足するお菓子を買うことができる。
読書も同じなのだ。
時間を区切らなければ、「あの情報も役に立つかも」という思考が無限に沸いてきて、どの情報も大事にみえてしまう。
しかし、人生は有限であるので、人生をかけても全てを知ることはできない。全知全能の存在になることは無理なのだ(遠足のおやつ代が500円で区切られていて、全てのお菓子を買えないのと同じ状況だ。)
だからこそ、全ての情報を知るのは無理だというのなら、自分が本当に欲しい情報だけを得ようでは無いかという心がけが大事なのである。
そのために、「本は一冊30分で読む」という手法が有効なのだ。
一度きりの人生で、世界の全てを知ることは不可能だ。
だから、知りたいところだけを知る生き方をしようではないかということだ。
美味しいおかずの、美味しいところだけを食べる楽しい人生を歩もうではないかということだ。
そういうことをこの本では言っている。
俺も楽しい人生を歩みたいぞ。